MP3ポータブルプレーヤーの製作

品番 使 用 部 品 品    名 個 数 備   考
1 MPEGデコーダー VS1001K 1 or VS1011B
2 ワンチップマイコン PIC18F252-I/SP 1  
3 チャージポンプIC MCP1252-33X50I/MS 1  
4 トランジスタ 2SA1382 1  
5 2SC1815(Y) 1  
6 ショットキーバリアダイオード 1SS108 2
7 LED Φ3mm高輝度タイプ 1  
8 丸ピンICソケット DIPスリム28ピン 1  
9 セラロック 3端子10MHz 1  
10 クリスタル(HC49US) 12.288MHz 1  
11 抵抗アレー 10KΩ6素子7ピン 1 手に入らなければ自作でも出来ます
12 100KΩ4素子5ピン 1
13 炭素皮膜抵抗 10Ω 2 1/4w  小型
14 470Ω 3
15 1KΩ 1
16 2.2KΩ 1
17 4.7KΩ 1
18 10KΩ 3
19 1MΩ 1
20 チップ抵抗 4.7KΩ 1 2012(LED用)
21 セラミックコンデンサ 22pF 2  
22 チップコンデンサ 0.1μF 4 2012
23 1μF 1  
24 タンタル電解コンデンサ 10μF 4  
25 電解コンデンサ 100μF 2  
26 小型チョークコイル 10μH 2  
27 タクトスイッチ P-01282 5  
28 ヘッドホンジャック C-13305 1  Φ3.5mm用
29 SDカードソケット SD-381200-S304 1 秋月製
30 電池ホルダー 単四電池2本用 1  
31 ポリカーボネートケース 秋月電子:No.P-358 1  
32 ネジ類 2mm.  2mm用カラー 4  
33 配線材料 少々    
34 感光基板 30K 1 10Kでも可
35 現像、エッチング材料、ビーズコア等 ビーズコア 3 3.5×4.5

回路図やPICに書き込むプログラム等は“電子マスカット”さんのホームページを参考にしています。

2023年5月下旬に新たにMP3プレーヤーを作ったのですが、ケースが以前のよりも小さくなっておりました。
スイッチが以前のプッシュスイッチでは取り付けられなく成ってしまいました、タクトスイッチ、P-01282に変更しました、SDカードソケットも今までの物は無くなったのでSD-381200-S304に変更しました、一個80円と割安です。ヘッドホーンジャックC-13305の小さめにしないと取り付けられなくなってしまいました。

スイッチの配置はこの様にしました、表側に自分の好きな写真を張るのもよいでしょう。

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部品表

  パターン図   ネガ作製  パターン基板 部品取付完了裏
高戸谷 隆さんが作成した基板パターン図作成用フリーソフトPCBEで開けます。
2023年6月2日に文字のレイヤーを少し変更しました
データーは下からダウンロードしてください。
チップ部品の少ない物ポータブルMP3データ小型の抵抗を使ってください、それでも出力の10Ωは縦付けになります。
孔は0.5mmとしています、実際は0.8mmや2.0oの穴をあけます、穴開けの時ドリルがセンターに来るようにです。
スイッチやSDカードを変更したものはこちらからダウンロードしてください。
データーをOHPフィルムに印刷してください、PCB専用のOHPが在るようですが僕は、普通の物を使っております、特に問題はありませんでした。

レイヤーは、
1:パターン1
7:外形
8:孔
24:カット(パターンA)文字が入っている。
で印刷してください。
ネガが出来上がったら感光基板に焼付け、現像、エッチング、穴あけ、基板カットへと進み最後にフラックスを塗布します。ちなみに、僕はフラックスを塗布した後一週間位そのままにして置きます。感光基板はサンハヤトのガラエポ30Kかカミフェノ10K、どちらでもかまいません、ガラエポは丈夫でコーナーにねじ穴をぎりぎりに開けた場合割れることがありません、ただし高価です。この作業は各ホームページで詳しく説明されているところがありますので、それを参照してください。 チップに出来る所は全てチップにしました、チップの良い所は、小型化もさる事ながら基板の穴あけが少なくて済みます。SDカードソケットは秋月で小型に成っておりました、80円で売っております。
又、ケースは小さく成っておりました、したがってスイッチはタクトスイッチにしました、安いです、纏め買いすると一個8.8円ですヘッドホーンジャックも小型で横向きに付けました。
部品取付完了表 バッテリ周り ケースの寸法取 端子の半田付
リチューム・ポリマ・イオン電池使用の場合は抵抗一本追加とファームウェアーの変更が必要です。
ファームウェアーはマイクロSDカードの物と同じです。
出力側に付いているビーズコアは静電気による誤動作対策です。
リチューム・イオン・ポリマー電池なら予備に一枚入れて置けます。 ケースの寸法取りの概略を記載しておきますので参考にしてください。Fusion360とpdfファイル。 端子の半田付けは当たり前かもしれませんがケースの表で行うと良いと思います。
組み込み マイクロSDカード
半田付けが終わったら中に組み込むようにするとケースが汚れたり半田鏝で焼いてしまうことがあません。         

誤動作対策

冬になると静電気による誤動作がおきてしまいます、バリバリと言う音が入ったり、急に音が出なくなったり、さらには音が最大になることがあります、
これの対策として出力側にビーズコアを入れることにより対策されます、このビーズコアーの作り方を説明いたします

3.5×4.5のビースコアと1Φの錫メッキ線を用意します、錫メッキ線は適当な長さにカットしておきます。

錫メッキ線をL型に折り曲げる

錫めっき線にセメダインを塗布する

ビーズコアーを通し固定しておく、これを基板の出力側に取り付けます。

一番右側の抵抗のリード線以外を1mmくらい残して切断します、右側の抵抗のリード線を折り曲げ一番左側の穴に差込上部を半田付けしますこれで出来上がりです。

ビーズコアの作製

抵抗アレーの自作方法

抵抗アレーが手に入らない時は自作でも出来ます、自作方法を説明いたします。抵抗アレーを入れる穴に抵抗を挿入します。

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